単身で介護することになった場合

創業59年、豊富な経験と実績を培ってきた「ソレイユ相続相談室」がお答えします。

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カテゴリー: 相続対策
Q
両親の介護のために都会の住居に家族を残して単身ふるさとへ戻ることになりました。このような場合、住民票は移した方が良いのでしょうか。また納税はどこへすることになるのでしょうか?相続が起きた場合に備えて、失敗しないやり方をアドバイスしてください。
A
ふるさとに永住するのか、また都会に戻るのかによって考え方が変わります。一時的な(会社で言えば単身赴任のような形)であれば、住民票も納税地もそのままで差し支えありません。永住覚悟であれば都会の住居をどうするかによって、住民票を移して実質的に永住する時期を決めていく事になります。都会の住居に家族が長く住む、あるいは他人に貸すつもりであれば、売却時の譲渡所得の事は考える必要がありません。売却するつもりであれば税金がかからないように専門家に相談して計画的に行う必要があります。