相続税と相続のことで悩んだ時に「専門家に相談してみよう」と行動を起こす場面があるでしょう。しかし、相続は実に幅広く、「専門家」なら誰でも相談者にとっての的確なアドバイスができるとは限りません。後悔しない専門家の選び方を紹介します。
●親から不動産を相続したが、既に自宅を持っている。売るべきか上手く活用した方がよいのか悩んでいる。
●親から財産を相続したら銀行から、「次の相続税対策のためにアパートなどの賃貸物件で節税しないか」と声がかかったが本当に節税になるか疑問がある。
●夫婦二人暮らしだが高齢になってきた。二人とも亡くなったり施設に入った場合に自宅をどうすればよいのか心配している。
●賃貸不動産を持っているが、万が一認知症になった時や相続のことを考えて税金など何か対策をしておきたい。
●実家に農地があるが、農地を相続しても都会に住んでいる自分には管理ができないのでどうしたらよいのか分からない。
●農家をやっており、広い農地を持っているため、相続税が心配なので何か節税の方法があるのか知りたい。
●親の相続時に仕方なく農地を相続したが、自分の子どもや孫には農地を残したくない。何か方法があれば教えてほしい。
●自分の相続対策を考えている。親族が会社(非上場企業)をやっていて、役員なのでその株を持っているが、子どもに引き継がせるか迷っている。
●親の相続財産の中に勤めていた会社(非上場企業)の株があった。相続税がかかるのか分からない。
●付き合いで買った株(非上場企業)を持っていて換金する方法はあるのか知りたい。
●同族会社の役員だが、年齢も考えると自分が認知症になった場合や相続があった場合の対策として良い方法があるか知りたい。もちろん相続税対策もしておきたい。
●会社を経営しているが、引退後のことを考えて誰に会社を継がせるのがよいのか悩んでいる。
●会社の株を後継者に承継させたいが、その方法やタイミングが分からず税金も心配だ。抵当権が設定された個人の財産もあるので、どう整理すればよいか分からない。
●子ども以外の他人に会社の株を承継させたいが税金がどうなるのか分からない。どんな方法が良いのか?
●会社を後継者に完全に任せるには、まだ時間がかかりそうだ。自分も高齢になってきているので、何かあって動けなくなることも考えて何か対策をしておきたい。
●開業医をしているが、そろそろ引退を視野に入れて勤務医をしている子供に後を継いでもらいたい。築いてきた財産もあるため相続税対策を考えたい。
●子どもが医師でないため、医業を継いでくれる医師がいない。家族の暮らしも心配で引退の時期を思い悩んでいる。
●20年以上前に医療法人にして順調に利益をあげてきた。自分の相続の時に大きな相続税がかかると聞いたため相続税対策が必要だが、どのようにしていけばよいのか分からない。
●配偶者が個人開業医だが、自分と子どもは事業にはノータッチ。もし相続が起こった場合に相続税がどのくらいになるか、手続きなどもどうなるのか心配している。(ドクターの家族の方からの相談)