相続税と相続のことで悩んだ時に「専門家に相談してみよう」と行動を起こす場面があるでしょう。しかし、相続は実に幅広く、「専門家」なら誰でも相談者にとっての的確なアドバイスができるとは限りません。後悔しない専門家の選び方を紹介します。
美容院の選び方でいえば 1,000 円前後でカットやカラーをしてくれる全国規模の美容院もあるし同じカットでも 3,000 円以上の提案型の中高級サロンもあります。相続専門家の選び方も似たような選び方ができます。
税理士さんでいえば
〇全国展開の数や申告書類の制作件数を売りにしている専門家もいます →書類作成型 相続税専門型 何枚申告書類を書いているかを競う 相続税申告書作成専門の税理士法人
〇専門技術に付随する提案内容や総合技能を売りだしている専門家 →相続税で培われた税務知識に、遺言や家族信託などの、幅広い技能にも続く提案ができる、相続税も遺言も家族信託も相談できる相続専門税理士法人
機械的に正確な書類作成が大量に生産される、いわば大手パンメーカーのパンも良いですし、大手のパンメーカーでとは異なる、職人の技(提案)を提供する街のベーカリーのパンも良いものです。
定型カット専門の全国チェーンが良いのか、提案ができる中高級サロンが良いのか書類作成型と提案型の選び方のポイントは次のような項目をご自身でチェックしてみて下さい
ソレイユ相続相談室は、小杉事務所と横浜事務所が相続税専門税理士法人と相続税専門行政書士法人となっております。相続手続き、相続税申告、遺言、家族信託がワンストップ…同じ事務所の中て相談できる、数少ない相続専門複合事務所です。
初めて専門家に相談に行く方はいろいろな事が心配になります。こんな専門家はやめておきたい代表例です。
これらは、お電話で問い合わせをしてある程度わかりますし、初回の無料相談でハッキリわかります。
ソレイユ相続相談室のモットーは 「親切・丁寧・思い遣り・・・そして誠実であること」です。 道に迷った人から行く先を聞かれたら行先は丁寧に聞いてあげたいです・・・・そして、親切に、丁寧に 教えてあげたいです・・・・困っている事、悩んでいる事をその方の気持ちになる 思い遣りを持ちたいです。 そして、専門家ですから、正直に、ダメな事はダメと言い、お約束を守る誠実な対応をしたいので、お見積のご納得を頂く前にお仕事は始めません。
相続の相談をしようと思った時、誰に相談しようかと迷われると思います。 相続相談のほとんどは、最終的には税法や民法などの法律業務になってきますから、窓口が銀行や証券会社あるいは保険代理店や不動産屋さんになったとしても、法務判断は「士業」が行うことになります。
※相談から判断そして書類作成業務は士業の資格がないとできません
最後には法務判断を行う士業に相談に行くのなら、最初から士業に相談するのが早道です。では、どんな場合にどの士業に相談に行くのが良いのでしょうか?
すべての法務案件ができます・・でも争いがある案件が専門です。 | |
相続には、相続税、贈与税、譲渡所得税がついて回ります。これら税務が得意です・・・でも弁護士さんのように争いになったら法廷に立てません。しかし、税務署に対しては強い味方です。 | |
不動産登記が専門です。弁護士さんも税理士さんも行政書士さんも、登記は司法書士さんにお願いします。遺言や家族信託の相談にも乗れます。 | |
すべての法務案件ができます・・でも争いがある案件が専門です。 |
ズバリ言うなら 争っているなら、遠回りせず弁護士さんへ 税金が心配なら 迷わず 税理士と行政書士をやっている事務所へ 税金の心配がないなら 司法書士さんへ 税金も登記も心配ないなら 行政書士さんへ 最初に相談に行くのは、税理士と行政書士が一緒に運営している事務所(相談室)が一番です。相続手続きから税金がかかった場合の相談までできます。相続登記はすべての手続きの検討が終わる最後に必要になってきます。 ソレイユ相続相談室は税理士と行政書士が運営していますから、税金の相談から家族信託、遺言の相談まで幅広く対応できます。万一争いになれば提携の弁護士がいますし、登記も日常的に提携の司法書士さんに依頼していますから安心です。
さて、「士業」と言う資格は、それぞれの資格の中でも、できる仕事が幅広くあります。資格者=専門家と言っても、その専門分野が細分化されているのです。 例えば 税理士さんは 税金の専門家ですが、大きく分けると次の二つの専門があります。
だから、税理士さんを選ぶのにも、何を専門にしている税理士さんかをよく確認しなければいけないのです。 お医者さんの医師免許も免許は一つですが専門が分かれています。内科医に外科手術をしてもらうわけにはいかないでしょう? 税理士さんの例でいうと、税理士さんのうち、税務会計が専門の税理士さんが主流です。街でみかける「会計事務所」はほとんどが税務会計の税理士さんです。法人顧客や個人事業主の顧問契約を中心として、決算を組んで申告書を作成するのを主な仕事としています。 相続税の申告書を取り扱っていたとしても年に数件で専門にやっているという数ではありません。 これに対して相続専門の税理士さんは少数派です。資産の移転にかかる税金 親から子へ 相続税や贈与税 資産の売却にかかる譲渡所得税 を専門に扱っている税理士さんです。 相続の相談をするなら、相続専門税理士である事が必要です。 何でもやっている・・という税理士さんがいれば、それでもその中の得意分野は何かを聞いてみて下さい。やればできる・・・というのと専門的にやっている・・・と言うのは天地の開きがあるのが普通です。 同じように、司法書士さんにも行政書士さんも業務の範囲は広く、その中でも相続専門の方がいらっしゃいます。
一口に「相続専門」と言っても、相続の相談の幅は驚くほど広いものです。
例えば
相続は幅広いから、相談する側からすると、幅広い経験を持っていて、自分たちに気が付かない落とし穴を指摘してくれる、あるいは自分が依頼した仕事に付随してよりためになる方法を提案してくれる事務所を選ぶべきです。 そこで事務所選びのもう一つの課題が出てきます。専門性が狭すぎないか? という課題です。
税理士法人○○ をメインに打ち出していれば 相続税申告の専門であることはわかります。逆に言うとそれが専門なのです。 相続税申告の専門であることと、相続の専門であることは別になります。相続の専門は幅広く、相続税申告はその一つなのです。 相続の相談をするときは、すべての診療科目を取り扱っている大学病院ほどの専門家の集合体で無くとも、診療科目は相続税申告以外の専門分野をきちんと表示している事務所(相談室)に相談した方が安心です。
専門家に依頼するのですから間違いがあっては困りますね。
間違い少ない専門家は次のような質問をしてみるとよいでしょう。
※相続ブーム、家族信託ブームなど、周りがやり始めて「儲かる」「乗り遅れる」と考えて相続分野を始めたなど。
ソレイユ相続相談室は、創業から 58 年の税理士法人で、税務署出身者も在籍している税理士法人です。
私たちは普段、どいうったときに「専門家」という言葉を使うでしょうか?
自分で色々と調べても分からない場合は、やはり「専門家を頼ろう…」と考えることがあるのではないでしょうか。
例えば、住宅を建てようとした場合に、快適な環境で住めるようにするために、どんなことが必要で気を付けなければならないのかなど、ある程度はネットでも調べられるものの、具体的に違法な建築にならないための設計や測量などは、その仕事を専門にしている業者などに依頼する…となるでしょう。
これらの仕事(業)は、特に法律の規制を受けずに誰でもできるものもありますが、法律で認められた人や事業所でなければできないことが多くあります。
また、怪我や病気で病院へ行けば、医者の診察を受けた上で必要な治療や投薬がされることになっていますが、医師も薬剤師も国家資格を持っています。これも患者を守るために厳格に法律で決められているのはよく知られていることです。
上記は、住宅の建築と治療についての例ですが、法律が関わってくるため、専門的な知識も必要なことが分かります。
「国家資格」から考えると、上記の他、弁護士、司法書士、税理士、行政書士…などの士業も当然専門家と言えます。