物納と売却どっちが得か?
相続税が払えないときの物納
相続税は、基本的に現金で一括納付することが原則となっています。
延納でも支払いが困難な場合には、モノ=相続した財産をお金の代わりに国に差し出すことで相続税を納める物納も認められます。
物納では必ず測量費用がかかる
また、物納する土地は必ず測量が必要です。
物納より売却をしてから相続税を納めた場合の方が得な例
例えば実勢価格が7,000万円の土地でも、相続税評価額が5,500万円であれば相続税の納付額は5,500万円分になってしまいます。
もしこの土地が実税価格通りに売却できれば、7,000万円から所得税等を差し引いた上で、相続税を納められます。
「物納か?売却か?」どちらが特になるか慎重に検討しなければ損をしてしまいます。
物納と売却どちらが得なのか?
相続税の物納件数は年々減少傾向にあり、現代では多くの方が物納ではなく、不動産を売却し現金での納税を選択しています。
●売却と物納の違い
●それぞれのメリット・デメリット
まずは不動産の査定額と、相続税評価額を比較することから
物納が得か、売却が得か、という計算ではまず手持ちの土地が一体市場ではいくらで売れるのか?ということが分からなければ計算できません。
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