ソレイユ通信Vol.2

    さて。そろそろ相続のお話をしてみませんか?

     

    相続税が課税される名義預金とは

     

    自分の預金をあらかじめ子どもや孫名義の口座に入れておけば、将来の相続対策となるのでしょうか。

    相続税の課税対象となる「名義預金」についてご紹介します。

     

     


    Question

     

     亡くなった人名義の預金には相続税が課税されますが、亡くなった人以外(例えば子や孫)の名義となっている預金でも、亡くなった人の財産として、相続税が課税されることがあると聞きました。

     名義が違うのに、どうして亡くなった人の財産となるのでしょうか。

     また、このような課税がされないためのポイントを教えてください。

     


    Answer

     

     亡くなった人以外の名義となっている財産であっても、亡くなった人の財産であるものを、“名義財産”といいます。

     これは、名前の上では、「子や孫のものになっているものの、実質は「亡くなった人の財産」であることを意味しています。

     ご相談の言葉を借りるならば、子や孫名義の預金口座に預け入れている財産について、その子や孫の財産ではなく、亡くなった人の財産とされるものを“名義預金”といいます。

     名義預金は相続財産であり、相続税の課税対象です。

     


     

     

    では、どのような場合に「名義預金」と認定されるのでしょうか。

     

    誰が管理していた?

    通常の預金は、名義人本人が通帳・印鑑・キャッシュカードなどを保管し、本人が必要とするときにいつでも解約・引出しが可能です。

    では、名義人本人ではなく、亡くなった人が通帳等を保管しており、預金の引出しなども自由にできるような場合を、名義人本人の財産だと言えるでしょうか?

    このような場合でも名義預金と認定されないためには、なぜ亡くなった人が子や孫名義の口座の通帳等を保管し、自由に使えるようにしていたのか、その口座へは誰のお金を入金したのかなど、税務署が納得するような理由が必要です。

    通帳のイラスト

     

     

    届出印は同じもの?

    名義人本人が口座開設を行った場合には、通常は自分の印鑑で届け出をします。もし亡くなった人と同一の印鑑で口座開設を行っていれば、印鑑は亡くなった人が管理し、預金の引出しなどを自由にできる状態であった、というように想定されます。

     

    したがって、名義預金と認定されないためには、なぜ同一の印鑑で届け出を行ったのか、その口座への誰のお金を入金したのか、などについて税務署が納得するような理由が必要です。

     

     

    預金の出所は明らかでしょうか?

    名義預金とされるのは、その預金となったお金の出所が亡くなった人である場合です。

    そのため、亡くなった人から贈与によってもらったお金で預金を作る場合には、贈与を受けた事実を残しておくことが重要です。

    贈与はあげる側の意思ともらう側の意思の合意があれば成立しますが、名義預金とされないように、その事実を贈与契約書等の書面で残したり、贈与税の申告が必要な場合には申告も忘れずに行いましょう。

    贈与で受け取る口座も、受け取った側が普段使用している口座にすることで、受贈者側が管理することができます。

     

     

    名義預金と認定されないためには…

    名義預金と認定されないために、次の点に注意しましょう。

     

    ①通帳や印鑑の管理は、名義人が行いましょう。

     

    ②贈与を行った場合には、贈与の事実を証明する証拠を残しておきましょう。

    ・贈与契約書の作成

    ・預金口座への振込

    ・贈与税の申告

     

    ③贈与を受けた側は、自分名義の預金がどの金融機関、どの支店にあるのか、正確に答えられるようにしておきましょう。

     

    ④住所移転、氏名変更などの手続きは、その都度行うようにしましょう。

    ・実家の住所のままでは?

    ・旧姓のままでは?

     


     


     

    保存版ひとくちメモ

    ■自筆証書遺言と公正証書遺言■

     

    自分の死後、残された家族が相続手続きで困らないように、遺言書の作成を希望される方が増えています。自筆証書遺言と公正証書遺言の違いをまとめてみました。

     

    自筆証書遺言説明図 公正証書遺言説明図

     

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